ベルト交換法
「直4・直6系統の一本掛けベルト」
これはもう簡単、出先でも十分替えられますから常にスペアを用意して車に積んでおきましょう。
そしてそのためにはまだベルトの無事なときからベルトがどのように掛かっているのかを
確認してメモしておきそれも携帯しておくこと。たとえばクランクプーリーからクーラーコンプレッサーへ、いき
・・・というような図を書いておきましょう、このページにも掲載しますけどσ(^◇^;)
1.まず突然切れた場合はまずパニックにならずに冷静に路肩に止め、もし水温がかなり上がっている時は
まずエンジンを切り「ベルトが切れているのでファンも回りませんしウォーターポンプも回りませんからまず
熱源を止めて下さい、しかし電動ファンは回っているはずなのでバッテリーに余裕があれば
しばらく回して下さい、しかしこれも冷却水が循環していないのでほとんど効果はありませんが・・・
そしてボンネットを水が吹いていないのを確認しながら開けてそのままエンジンが冷えるまで待ちましょう。
しかしこれはかなりエンジンや補器にダメージを与えるのでベルトが切れたときは
出来るだけ早く安全に停止してください
2 次に切れたベルトを取り除きます、そしてシュラウド「ラジエーターカバー」をはずしますこれは下側は
ラジエーターの金具に差込で、上側はクリップで留まっています。
そしてファンの「ベルトで回っている方」カップリングのボルトをはずしファンをはずします。「場所が狭く
やりにくいですが、スパナや小さめのレンチでなんとかはずせますので地道にやってください。」
3 次にオルタネーターの上のボルトを少し緩め、下側のボルトははずします、
そしてオルタネーターのハーネスもはずしておきます。「これはハーネスを無理に引っ張って
痛めないために」
4 そして新しいベルトを図にメモしていた通りに各プーリーに掛けていきます
5 このままではベルトテンショナーのちからが強いので掛かりませんから、そこで3で細工しておいた
オルタネーターを上のボルトを支点にしてエンジン側に寄せます「下側を持ち上げます」
そうするとオルタネーターのプーリーが内側に寄りますからベルトが楽に掛かります、
6 そしてベルトが掛かったら今度はそしての上のボルトを支点にして逆に上から下に押します
てこの原理でかなりきついベルトも元の通り張れますから後はそのまま下側のボルトが入っていた
ステーまで押し込んでいってボルトを入れて復旧します。そしてはずしてあったオルタネーターの
ハーネスも復旧します。
「このときにステーにあたって入りにくい場合があるのでそのときは曲げて拡げるか削るかしないと
いけないので「簡単ですが」ベルトを張るまえにすぐに入るかチェックしておいてください。」
7 先にはずしたファンとシュラウドを復旧して終了です。
ベルトの張りはオートテンショナーが自動調整しますが、へたっていないかテンションを
チェックしておいてください。もしへたっていれば結局はオートテンショナーやダンパーも
交換しなければなりませんが、これも交換はそれほど難しくありませんが路上の応急修理と
いうわけにもいきません・・・しかしオートテンショナーがへたっているとベルトが滑って
音が出ますし、その他の弊害がでますので事前に気が付と思いますからそのときに交換しましょう。
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